元TOKIO 山口達也の現在 過去に何をした?

芸能情報

山口達也さんといえば、かつて男性アイドルを数多く輩出した芸能プロダクション:ジャニーズ事務所のグループであるTOKIOのメンバーでした。TOKIOとしての活動はもちろんのこと、様々なテレビ番組やドラマ、映画にも出演されていたので、ご存じの方は多いと思います。2024年11月には、再婚を発表されました。

そんな山口達也さんですが、2018年にとある事件を起こし、TOKIOからの脱退および、ジャニーズ事務所との契約解除となってしまいました。今回は、そんな彼の現在や、なぜ脱退と契約解除ということになってしまったかについてまとめました。

基本プロフィール

写真はXの公式アカウントより

名前:山口 達也

生年月日:1972年1月10日

出身:埼玉県草加市

身長:167cm

血液型:O型

所属:株式会社山口達也

※2018年までジャニーズ事務所に所属し、TOKIOのメンバー。

主な出演歴:ZIP!の月~水のメインパーソナリティ、鉄腕DASH、Rの法則など

所有資格:潜水士、1級小型船舶操縦士、ASK認定 飲酒運転防止インストラクター資格、JADP認定 メンタル心理カウンセラー、ASK認定 依存症予防教育アドバイザー

不祥事の詳細

2018年に芸能界から姿を消した山口さんですが、2011年と2018年の2回不祥事を起こしています。

まず、2011年の不祥事は「道路交通法違反」でした。

それが起こったのは2011年8月28日の正午。山口さんは、東京都品川区の天王洲アイル交差点の車線変更禁止レーンで進路変更したとして、警察に一時停止を求められました。山口さんは「自宅に戻る途中だった。直進しようと思っていたら間違えて右折専用ラインに入ってしまったので…。初めての道だった」と説明しました。そして、免許証を提示したところ、2011年の2月に有効期限が切れていたことが発覚。警察官に指摘されて初めて、更新時期が過ぎていたことに気が付いたそうです。

バイクは16歳、車の免許は18歳で取得しましたが、有効期限を確認する習慣はなく、休日はよく自分で運転し、免許が切れていたこの半年の間に仕事でも乗ることもあったようです。

山口さんは28日の夜に都内で会見を開き、3分以上頭を下げ続けて謝罪しました。その際は、顔は青ざめ、声は震えていました。「自分の過失です。自覚がなかった。本当にすいませんでした」と頭を下げて謝罪し、3分以上固まっていました。

 (出典:スポーツ報知記事より一部抜粋と改変)

次に、2018年の不祥事は女子高生に対する「強制わいせつ」でした。

それが起こったのは、2018年2月12日の夜9時過ぎ。現場は、山口さんの自宅である六本木の高級タワーマンションの一室でした。当時、山口さんはEテレで放送されていた『Rの法則』という番組の司会をしていました。(※『Rの法則』は、10代の若者、とくに女子高生が興味を持つテーマを、「R’s(アールズ)」と呼ばれるやはり10代の番組出演者たちが街に出てリサーチし、その内容をもとにスタジオでトークを繰り広げる「教養バラエティ番組」)その番組に出演していた17歳で高校生のAさんを呼びだし、お酒を勧めたり、キスをしたり押し倒して体に触れたりしました。山口さんがタバコを吸いに部屋に出たところで、Aさんはマンションから走って逃げて、警察署に届けを出しました。これにより、書類送検されることになり、グループからは脱退、事務所からも解雇という処分を受けました。

(出典:文春記事の一部を抜粋、改変)

※文春記事に飛ぶことでより詳細に知ることができます。ただし、性暴力に関する記述があるため、ご注意ください。

アルコール依存症

山口さんは先にあげた2つの不祥事に加えて、2020年には酒気帯び運転によるバイク事故を起こしています。2018年と20年の事件についてはお酒が絡んでおり、2023年の朝日新聞のインタビューで自身がアルコール依存症であることを告白されています。

 

 インタビューは4月3日に行われ、同じアルコール依存症の当事者である記者らが取材した。

 「すべての人に謝罪をしたい」。インタビューで山口さんはまず、自身が起こした二つの事件について問われ、こう語り出した。

 2018年の未成年への強制わいせつ事件(不起訴処分)、芸能界を離れた後の20年の酒気帯び運転によるバイク事故(略式起訴)。「どれだけ謝罪をしても、犯した罪は消せないと思っています。罪を真摯(しんし)に受け止め、同じ過ちを繰り返さぬよう歩んでいきます」と述べた。山口さんはバイク事故の後、アルコール依存症の治療を受け、現在も断酒を続けている。

 当時を振り返り、いずれも飲酒時の問題だったが、「お酒そのものが悪いのではなく、問題があったのは自分のマインド。お酒を使うことで自分のゆるみが悪い形で出てしまった」と話した。

 事故後、バイクを蛇行運転していた自身の映像をワイドショーで見て、起こした事実の恐ろしさに「ようやく気づいた」という。断酒を決意し、20年11月に依存症の専門病院に入院。3カ月ほどの治療プログラムを受けて退院した。いまも自助グループへの参加を続けている。

 芸能活動をしていたころの酒とのつきあい方も語った。20代のころは「お酒を利用して楽しく騒ぐという飲み方をしていた」。だが、40代になり、周りと自分を比較するようになると、仕事の悩みなどから眠れなくなった。「眠るためにお酒を使用するという飲み方に変わっていった」とした。このころから次第に自分の意思で酒をやめることができなくなっていったと振り返った。

山口達也さん「恐ろしい、ようやく気づいた」アルコール依存症を語る:朝日新聞デジタル (asahi.com)より一部抜粋。

現在の活動

自身がアルコール依存症であることを自覚した山口さんは、2020年11月に依存症専門の病院に入院し、3ヶ月の治療プログラムを受けた後に退院。そして、2022年に特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)の飲酒運転防止インストラクター、依存症予防教育アドバイザーなどの資格を取得。23年3月には、自身がアルコール依存症であることや、会社設立を公表しました。

現在は、株式会社山口達也の代表として、これまでの経験を活かし「アルコール依存症の周りにいる方々」、「依存症全般」に対する講演活動、自分の経験を活かした「企業向けの危機管理セミナー」を開催されているようです。

ちなみに、山口さんのアルコール依存症は完治しないと医師から宣告されているそうです。

この病気と一生付き合って行こうと決めました。
この病気を克服する方法はただ一つ、「アルコールを一生一口も飲まない」事です。

と公式HPに記載されています。

2024年11月再婚を発表

2024年11月2日に山口さんは一般女性との再婚を発表されました。

TOKIOのメンバーが現在所属している株式会社TOKIOからはXで公式にメッセージが出されています。

また、山口さんご自身も株式会社山口達也のHPで以下のように報告されています。

ご報告

芸能界を去って6年半、社会に戻って2年が経とうとしています
今こうして穏やかに生きていられることをとても有難く思っています
「社会の一員として生きる」
という、夢のような目標を、ひとつ達成することが出来ました
これもひとえに、皆様が支えてくださったおかげです
心より感謝申し上げます

そして本日、2024年11月2日
山口達也は一般企業に勤める会社員の方と入籍いたしました
この場を借りてご報告させていただきます
また新たな一歩を踏み出せたことを
温かく見守っていただければ幸いです

アルコール依存症と一生向き合わながら、これからも全てのことに感謝し
「今日一日」を生きて参ります

時間は有限です
残された時間、いつ終わるかわからない人生
悔いることのないよう、命がけで生きてゆくつもりです

山口達也

出典:お知らせ-株式会社山口達也 (yamaguchi-tatsuya.co.jp)

アルコール依存症は完治が難しいと昔から言われている病気です。現に、山口さんは完治しないと医師から宣告されています。過去にした不祥事は決して消えることはないし、傷ついた人の心も完全に癒えることはありませんが、自分自身に向き合って、頑張ろうとしている山口さんの今後が少しでも明るいことをお祈りしています。

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